最近、物忘れが増えました。
人や物の名前がなかなか出てこないなんてのは日常茶飯事で、何かをしようと思って動いている途中で、
「……何しようとしてたんだっけ?」
となったり。
まあ、歳をとったということなんでしょう。
そんなとき、中島みゆきさんの「傾斜」という曲を思い出します。
目次
高校生時代にはまったアルバム「寒水魚」
高校のころ、さだまさしさんと同じくらい、中島みゆきさんのアルバムもよく買ってました。
ギターで「わかれうた」のイントロを練習したこともあります。
夜は「中島みゆきのオールナイトニッポン」を聴いて夜更かし。
歌から受ける印象とはまったく違うトークや、リスナーからの投稿コーナーに笑う。
そして翌朝は、眠い目をこすりながら学校へ。
「傾斜」は、そのころ買ったアルバム「寒水魚」で知った歌です。
その歌詞を最近になって、しょっちゅう思い出すようになりました。
忘れるのも、悪くない
「傾斜」の中で彼女は、歳をとること、忘れっぽいことを「ステキ」だと歌っています。
人が抱えていられる記憶にも限りがある。
悲しい記憶が増えて、抱えていられる量を超えてしまったら、忘れていくしかないのでは?
なるほど、そうやって忘れることも、必要なのかもしれません。
最近、物忘れが増えた私には、そんな歌がちょっとした慰めになっています。
高校生のころにも聴いていた歌なのに、歳を重ねてから聞くとだいぶ違う歌に聞こえます。
変わったのは、聴いている私の方なんでしょうね。
……とはいえ。
家に帰ってきてから、どこにiPhoneを置いたのかくらいは、覚えていてほしいんですけどね。
忘れるのも、悪くないのかな、っていう、そんな噺です。
